コンセプト居酒屋はその世界に浸るのがコツ

昨今人気のコンセプト居酒屋は、まさにさまざまなコンセプトから作られており、よくこんな面白い店にしたなと感心するような居酒屋まであります。
そのため、コンセプト居酒屋だけに絞り、あちこちの店を巡っている人もいるほどです。
いわば、コンセプト居酒屋マニアといったところでしょう。
よく知られているコンセプト居酒屋といえば、やはり監獄です。
牢屋風の個室に入り、囚人や警官のいでたちをしたスタッフが注文を取りに来てくれ、料理が運ばれてきたら、しっかりと牢屋の扉を閉めていってくれます。
そのほかにも、医療刑務所というより細かなコンセプトを設け、スタッフは男性が医師、女性がナーススタイルというところが、また面白さを増しています。
こちらも医療という要素が新たに加わっているものの、刑務所なので監獄居酒屋と同様、牢屋風の個室で食事をするのが特徴です。
コンセプト居酒屋では、その店独自のコンセプトが作り出す世界に、どっぷりとハマりこむのが楽しむコツと言えます。

福岡の居酒屋といえば大漁市場なるみ乃

料理も空間も異国風という居酒屋も

監獄もあれば京町家風もあるなど、さまざまなコンセプトの居酒屋が増える中、料理も空間も異国情緒たっぷりという居酒屋も登場してきました。
日本人にはせいぜい相撲でしか馴染みがないモンゴルですが、モンゴル高原に住む遊牧民は、ゲルと呼ばれる伝統的な移動式住居に住んでいることで知られています。
遊牧民が暮らすゲルは、木組みの骨格に羊の毛で作ったフェルトをかぶせて屋根と壁にする、規模の大きなテントといった感じです。
中央にはストーブが置かれ、まさに生活のための家なのですが、移動しては組み立てて生活する家屋なのが特徴です。
このゲルをビルの2Fに作り、モンゴルの家庭料理を提供する居酒屋が、東京の新大久保にあります。
新大久保はコリアンタウンで有名ですが、この居酒屋は一歩入ればそこはまさにモンゴルで、移動式住居ゲルの雰囲気に圧倒されます。
モンゴルの伝統的な衣装を貸してくれることから、これらを身に着け、イベントとして行われている羊の解体ショーを見ながらモンゴル料理に舌鼓をうっていると、まるで本当にモンゴルにいるような気になってくること間違いなしの、異国がコンセプトの居酒屋です。
せっかくですから、モンゴルの衣装を借り、モンゴルの料理を味わって、モンゴル旅行をしている気分に浸るのがおすすめです。
滅多に行けない国だけに、貴重な体験が出来るコンセプト居酒屋となっています。

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